いまや自社ホームページだけではなくSNSを活用した宣伝広告は欠かせませんが、そんなSNSでもインスタグラムはもっとも伸びているSNSの1つです。
このインスタグラムを活用をしていくことで、ブランディングをしっかりと構築することが可能となるので利用しないと損といえるほどの有効なビジネスツールです。
今回はそんなインスタグラムをしっかりと活用していく方法をお伝えしていきたいと思います。
私はインスタではまだまだフォロワー数も少なく偉そうなことは言えませんが、今回ここで紹介するノウハウはインスタグラムのプロフェッショナルでもある株式会社Lim japanの元代表を務めていた竹花さんから得たノウハウをお伝えしていきますので、かなり有益な情報となっております。
私なりにこのノウハウを活用して実際にインスタを運用しておりますので、そのうえでの導入の仕方や自分で感じたこともプラスαして解説していきますので、これからのインスタをビジネス活用したいと思っている方には、とってもぴったりな情報ですので参考にしてください。
インスタグラムをするまえの基本的な3つ
インスタを始めるまえに、まずはやっておいた方がいいのが3つあります。
ここを抜かしてしまうと、せっかく見てもらったユーザーへ、伝わる印象がマイナス効果になってしまうので、まずは基本的な部分をしっかりと抑えておくことが大切です。
ではその3つがこちら
1.ターゲット選定・プロフィール、リンクの短縮
2.ソーシャルアバターの設定
3.投稿用の写真収集
この3つをしっかりと抑えてインスタグラムの準備をしていきましょう。
1.ターゲット選定・プロフィール、リンクの短縮
まずは狙うターゲットの選定を行います。
誰に発信する情報なのか、自社のサービスや商品を購入するユーザーがどんな行動をするユーザーなのか、そのユーザーの行動から浮かび上がる選定が大切です。
年齢、職業、家族構成、休日、趣味、などを設定して、そのユーザーが実際にどんな行動をして自社の商品やサービスを必要とするときはどんな時か。という行動から選定をすることで、より具体的なターゲット選定が可能となります。
プロフィール選定
プロフィールでは、見た人がすぐに分かるようなプロフィールにしないと、相手に伝わる前に離脱されてしまいます。
その理由としては、プロフィールでは78%の人が観覧時間はわずか5秒で去っていくといううデータがあり、このわずかな時間でしっかりと、そして興味を引き立てるようなプロフィールにしなければなりません。
ポイントは
①.箇条書き
②ターゲットが興味があるタイトル
③URLは長くならない
だらだらとしてプロフィールはNGで、パット見た感じで伝わりやすい「箇条書き」で記入する。
権威性のあるものがあれば、表示させて、趣味や血液型や出身地なども表示させて、ユーザーとの共通の接点を増やすことで親和性を持たせてあげる事が可能になる。
そしてターゲットが興味ありそうなタイトル付け。
例えば私のプロフィールはビジネス向けの中小企業の社長さんに向けたものなので「お一人社長様の味方」というようなタイトルを入れて、ターゲットとの共通のポイントや興味が引かれそうなタイトル付けにしていく。
そして、自社のホームページなどのURLを張り付けする場合にはURL自体が長くなるのもNG
長い場合には無料で短縮してくれるサイトがあるのでそちらを活用してURLの短縮を行いスッキリさせる(URL短縮:https://bitly.com/)
2.ソーシャルアバターの設定
ソーシャルアバターとは???
???となりそうですが、これは簡単に言うとインスタで演じていくキャラクターの設定です。
このキャラクターが途中からずれてしまうと、せっかくのフォロワーさんにも違和感を感じさせてしまうので最初からキャラ設定は明確にした方がキャラクターの軸ブレを防ぐことが可能です。
そのキャラクター決めのポイントとしては
・なりたい自分
・ゴールの設定
・他人を知人にする3C
この3つを中心にして設定を行います。
まずなりたい自分を決める
こちらは、未来への自分の姿や、なれそうな自分といったものをノートなどに書き出していくことで、自分のなりたいものが浮かびあがってきます。
ゴールの設定をする
インスタでどういった人達を集めたいのかをゴールを設定していきます。
- ビジネスに興味がある人
- ○○を趣味としている人
- 料理が好きな人
自分がフォロワーになってもらいたターゲットを明確にしていく。
他人を知人にする3Cを設定する
他人を知人にする3Cとは一体何か?
これは、自分の事を全く知らない人がサポーターとなってくれるように上手に運営をしていく重要なポイントです。
その3Cがこちら
Complex:コンプレックスをさらけだす
Confidence:自分の自信があるものを明確に
Controlled:権威性、社会的証明、返報性をだす
Complex
コンプレックスをさらけ出すことで、ユーザーが親近感をもってくれます。いつも自分の事を自慢ばかりしている投稿では、嫌がられてしまいますが、自分にはこういった悩みやこんなコンプレックスがある。というのをユーザーが知る事で、安心して集まってくれます。
Confidence
自分が自信がある事や夢中になっているものを伝えることで、ユーザーにも興味関心を持ってもらいやすくできます。熱量とでもいえると思いますが、その人がどれだけ夢中になっているかで、伝わる印象は変わってきますし伝わりやすく出来ると思います。
Controlled
Controlledは権威性・社会的証明・返報性という3つの要素があります。自分自身の専門的な分野などを発信することで権威性を主張できたり、みんながしている、使っているというのを聞くと、つられてしまう。
例えば選挙でも、誰に投票していいか分からないけど、優勢になっている方につられてしまう。これが社会的証明。
そして返報性は、何かを与えてもらうとお返しをしなければという心理的なはたらきのことで
よくあるのが、デパ地下などの食品コーナーでの試食が返報性を利用したセールスでもあります。
ソーシャルアバターの設定では、最初にしっかりと軸を決めて、途中からずれないようにしていくのが大事で、明確に設定されているキャラはブランディングが備わてきます。逆に途中からキャラがズレてしまうと、いままでのブランディングが崩壊してしまいマイナス効果を生み出してしまうので、最初のソーシャルアバターの設定はしっかりと明確にしておくのがおすすめです。
3.投稿用の写真取集
投稿用の写真は事前に集めていくことで、日々の投稿がスムーズに行う事が可能です。
その写真画像をストックしていくうえで便利なツールがGoogleドライブの活用です。
Googleドライブに投稿用の写真を60枚前後集めてストックをしていきます。
もしも自分の写真がそんなに無い場合にはフリー画像などからも集めてストックをしておきます。この写真画像のストックをすることで、画像選択に迷ってしまうことなく、毎日の投稿も楽になります。
忙しい日も中にはあると思いますので、そういった時に画像素材が無いと投稿が途絶えてしまいます。
1日ぐらい投稿が途絶えても良いかと、思ってしまいがちですが、人は1度穴が開くと、そこから今日もいいか、また明日でいいか、というようにどんどん拡大していきます。
まずは、毎日の投稿が自然な日常の行動として染み付くまで継続するのが大事です。
意識をしないでも自然とインスタに投稿しているぐらいまで日常の生活の一部として活用していきましょう。